3月14日午前10時より京都市上京区本山本法寺(瀬川日照貫首)にて国指定重要文化財 長谷川等伯筆「佛涅槃図」真筆展示の為の涅槃会法要が執り行われた。
通常「佛涅槃図」は複製を展示しているが毎年3月14日から4月15日の期間は真筆を展示しています。佛涅槃図は縦792.8センチ×横521.7センチで慶長4年(1599)に長谷川等伯によって描かれた。この佛涅槃図の由縁は、長谷川等伯の息子久蔵が26歳で急逝した。等伯はその悲しみ、苦しみを信心により乗り越えて、久蔵七回忌の時に描き本法寺の竣工された本堂に
架け1599年4月23日に開眼し、等伯自ら製作した箱と共に奉納したものである。