8月29日、京都市中京区のホテル本能寺に於いて、京都日蓮聖人門下本山会後援・京都日蓮聖人門下連合会主催による第61回夏季大学が開催された。
天候不順の日での開催ではあったが京都日蓮門下各本山貫首をはじめ、僧俗約100名の参加があった。
公演に先立ち、大本山本能寺赤田日泰貫首を導師に法味言上を行い、「第一講・第二講の講師を紹介され有意義なひと時となるように」と挨拶された。
第一講では興隆学林専門学校前学林長・法華宗教学研究所名誉所長の大平日祐師(香川県國祐寺住職)を講師に迎え、「慶林日隆聖人の生涯と思想」と題し、門流の系譜と時代背景、日隆聖人の生涯や教学思想、日隆教学が後世現代に与えた影響を年表や資料を基に講義された。
第二講では一般公演として菊乃井三代目主人、大本山本能寺信徒総代の村田吉弘氏を講師に迎え、「日本料理とはなにか」と題し、ユネスコ無形文化遺産登録をされた「和食」の基本から説明し、日本料理を如何に世界に広めるか、日本料理を如何に世界料理にできるかを日々奮闘している様子が紹介された。
そして、日本料理の本質は引き算の料理であり、少量多品種低カロリー、うま味を中心に料理を構成、味は付けるのではなく添えるもの。更には、日本は米と水から成り立ち発酵文化である等。私達の一番身近である日本料理(和食)について時には笑いを交え面白おかしく講義された。
参加者からは、「第一講では信仰について、二講では雰囲気もがらりと変わり楽しい時間を過ごせ来年もぜひ参加したい」「二人の先生方より貴重な話を聞けた」「歴史の背景も大切だが今の信仰をしっかりとしたい」等、様々なご意見があり今年も盛大な夏季大学であった。
