10月28日から29日の1泊2日、京都市上京区 本山 立本寺で、日蓮宗近畿教区 主催の「第37回近畿教区檀信徒研修道場~心のワクチン 日蓮らしくを私らしくへ~(日蓮大聖人のお言葉に触れるシリーズ③安房・下総編)」が開催され、24名の道場生が参加した。
昨年はコロナ禍により中止となった。今年は開催関係者や参加者が2週間前から体調チェックを行い、当日の宿泊をホテルの個室にする等、徹底した感染対策を講じ、開催の運びとなった。
道場では、日蓮聖人が晩年に認められたお手紙を中心に講師陣による解説が行われ、熱心にメモをとる参加者の姿があった。今回2回目の参加の男性は、「予防も対策も出来ているのでコロナの不安はない。たくさんの話が聞けて大変有難い」と語った。
閉校式では、今回で3度目の主任講師を務められた新間智孝師が、報恩抄になぞらえて「極楽百年の修行は穢土のこの二日間の修行の功徳にも及ばない。それだけ参加者の皆さんは、良いご修行をされた。これから先も精進して頂きたい」と参加者に力強く語られた。