【令和5年3月】行事予定と先月ふり返り

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3月の予定
暑さ寒さも彼岸まで。
もうすぐ春ですね、ちょっとお参りしませんか。

◎春のお彼岸
18日(入りの日)
19日(日曜日)
20日
21日(中日)
22日
23日
24日(明けの日)

卒塔婆供養またはご一緒にお勤めしての供養を希望される方は早めにお申し付けください。

◎ 【特別】信行会 (3月8日 13時~)
例月、8日に信行会を行っております

☆ 今 月 は 特 別 で す ! ☆

と、いうのも

住職が荒行堂に入っていたときにお留守番していたお上人が、

宗門荒行堂に

初行で

入行

しておりました。

ご存じの様に荒行堂は、11月1日~2月10日の一番寒い時期に、

朝3時から始まり、夜11時に至るまで、

1日7回の水行、命を繋ぐ最低限の白粥をすすり、読経・写経三昧の厳しい修行です。

ので、

住職が修行した荒行堂とは若干流儀が違いますが

折角のご縁ですので

水行をして・・・

御祈祷をしてもらって・・・

「初めて」の荒行堂で何を感じたのか、どうだったのか、これからどうするのか?などを・・・

ねほりんはほり・・・

聞いちゃいたいと思います!!

(言い方軽くてごめんなさい。)

郵送案内も一切しませんし、特別な準備はいたしません。

ので、

多分例月の雰囲気の中で、ほのぼのとお勤めするかと思います。

ので、

よろしければ、

お参りください。

合掌

◎ 法華経一部経読誦会(6)(7)(総要品)
(主に僧侶対象の行事です)
あつまった方と法華経をお唱えします。
僧侶は読経しないと・・・。
今月は29日です。
一見さん歓迎ですので、詳細はお問い合わせください。

◎ 霊跡参拝( 随 時)
基本的に住職がひとりで・・・ではありますが一月の感謝の気持ちを込めて身延山やその他本山支院各山にお参りしております。
ひとりで回るのはもったいない・・・と思う事も多いです(笑)が、御祖師様や先師先哲の息を感じる修行として扱いたいと思っています。
お参りした際はリアルタイムとは限りませんが各種SNS上でシェアさせていただいています。
こんなお寺もあるんだ!いいなぁと感じるお寺がありましたら是非お参りくださいませ。

来月以降

◎ 花祭り(釈尊降誕会)4月8日

◎ 立教開宗会  4月28日
円真寺としての行事はありませんが、宗務所の法要が南太田常照寺境内地にて行われます(午前11時~)。
山門横より送迎バスがあります。是非、お参りしてみてください。
また、27日~29日にかけて池上本門寺では「立教開宗慶讃千部会法要」が営まれています。
そちらもどうぞお参りください。

2月のふり返り(住職往来)

2月3日 節分会
・江戸川区(二之江)妙光寺七面堂節分会に出仕
・夜円真寺で節分追儺式をひっそりと行いました。

2月8日 信行会
2月は色々行事が多い月です。
ひとつには、お釈迦様の入滅の日(釈尊涅槃会-2月15日)
ふたつには、日蓮聖人御降誕の聖日(宗祖降誕会―2月16日)
お釈迦様の御入滅と日蓮聖人の御降誕の聖日が一日違いのことに、縁を感じながら
写経をし、のちお題目をあげさせてもらいました。

2月9-10日 遠寿院大荒行堂 満行会助成
荒行堂(信行会の予告参照)の満行会に縁をいただきお手伝いさせて頂きました。
本年度の遠寿院荒行堂は初行3名、再行1名の人数が少ないなかでの大変な修行でありました。
瑞門を通る荒行僧や涙ながらに迎える家族・壇信徒を見ながら、自分の初行の時の事を色々考えました。
もっとがんばんなければ・・・。

今日は下総中山で百日間の結界修行の成満会。

荒行僧の皆様、成満おめでとうございます。お疲れ様でございました。 pic.twitter.com/wSCrJsegY3
— 川崎円眞寺 (@enshinji0419) February 10, 2023

2月16日 宗祖降誕会・総代世話人会
円真寺の総代世話人会が開催されました。

2月21日 京浜教区声明師会研修会@池上本門寺
6月に身延山久遠寺開創750年を控え、その法要のお稽古をつけてもらいました。

2月22日 恩師報恩法要@池上本妙院・池上本門寺
声明の恩師の命日に当たり、仲間と共に一会の法要を営みました。

2月25日 川崎天文同好会様主催天体観望会(荒天中止)
次回は未定です。

2月26日 川崎立正会総会(西生田法性寺様)・親睦旅行
川崎市にある18の寺院の寄り合いの総会からの親睦旅行でした。
色々な地元のおしょうにんの色々な話が聞けて大変勉強になりました。
”「縁」をもっと大事にしながら、その人のいいところを引き出してあげる事が肝要”
というニュアンスの中原区のお坊さんの話が印象に残っています。

今日はこちらにお邪魔しています。 pic.twitter.com/SS0X354DuF
— 川崎円眞寺 (@enshinji0419) February 26, 2023

2月27日 法華経一部経読誦会(4)(5)(総)
あつまったお坊さんと法華経をお唱えしました。

今日は一部経読誦会です。
お経を読みます!! pic.twitter.com/nncKDXyhUX
— 川崎円眞寺 (@enshinji0419) February 27, 2023

2月28日 総代・世話人との打合

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【余薫】
毎月、「今月は短かったなぁ」と言っている気がします。
実際2月は28日までなので、余計短く感じる訳です。
毎月、1ヶ月のふり返りとして、小生の恥ずかしい法務活動を晒させていただいておりますが、​
結構色々なことをしている様に見えてしまいますね、実際はそんなこともありませんし、別に誇ることでもありません。
外での活動も大事ではありますが、手前にある「お寺」の基盤がきちんと出来ていないと意味が無いのかな、と思うところでもあります。
外での活動ができるということは、その分お寺の留守を護る者の存在や理解が無ければ到底出来ないことです。

22日のふり返りに書いてある声明の恩師であるH猊下は、声明だけで無く、布教・伝道の方だったのかな、と言うことを最近痛切に感じます。
尤も、日蓮宗の法式・声明は、別に形だけを追求しているものでは無い。あたかも貴族のような…ということでは決して無い。
法要の指南書の跋文には「三宝帰依の純一無雑なる信仰が、最高度に具現されたもの」を目指す為に繊細な神経を以て修練をするものである、と当時の教学部長の言として、
その結果として、自らの生き方を通して示し・あるいは聞かせる行儀作法や声明・読経・唱題の呼吸や音律が、さながらそのまま宗定法要式を体現して「伝えていく」ことを夢描いている、と改訂版後書きに恩師の名前で書かれています
衣を着ていなくても、法要式を体現していなければならないわけです。

22日、恩師が亡くなったあとから恩師のお寺の寺務所に通わせて頂いてました(地元のお坊さんは仕事を投げ出してと言うことで凄く嫌な顔をされました)が、
弔問にきた大本山の役課上人が、同じく寺務所に詰めていたお上人(役課上人の弟)に対して、
「お前いったい何やっていたんだ!!全然出来てないじゃないか!!!!」
と叱責している姿をよく覚えています。
当時はどういうことかよくわからなかったですが、今時間差で、自分も全然出来てないなぁ……と思うわけです。

考えれば恩師は2時間超に亘る朝のお勤めの後は自ら境内に進んで、ひたすら庭仕事をされていました。
木々の光、葉の音、風、全てを整えて、お参りになられるかたも、たまたま立ち寄った方も、落ち着いて掌をあわせられるような場を荘厳すること。
そして脚を運んでもらえるような機会・場所を作ること。
その時に一緒に掌を合わせたくなるような場所や自分をつくること。
懈怠心の塊で、後を追う背中も声明も法要式も法話も掃除もまだまだで、
火宅の中で目の前の玩具で遊んでいる子供のような私には、
すぐに色々なことをしようとする事は出来ないけれど、すこしずつ頑張ろうと思います。(眞)
 

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