令和7年(2025年)5月◇行事予定

5月の予定

◎信行会 
毎月8日 13時~
集まった皆様とお経をお唱えしたあと、写経を行っています。
ご多幸を祈願する法楽加持祈祷も行っておりますので、皆様是非お越しください。

◎法華経一部経読誦会(5)(6)(総要品)
あつまった方と法華経をお唱えします。
今月は1日に行い、8人のお坊さんが参加しました。
気軽にご参加ください。一見さん歓迎です。
来月以降の詳細はお問い合わせください。

◎法華経読誦施餓鬼法要
5月20日 13時ごろ〜
宮島口からフェリーに乗りますと、鳥居の少し後ろに大きな建物が見えます。
このお堂は今でこそ太閤秀吉公を祀る豊国神社となっていますが、
秀吉公がたくさんの戦没者に対し千人のお坊さんを集めて慰霊しよう、千僧供養をしようと発願をおこして建てられたお堂と伝えられます。
建築途中に、秀吉公は亡くなられてしまい、壁もはまっていないお堂でありますが、そのような由来から昔は本尊として釈迦如来・阿難尊者・摩詞迦葉尊者の仏像がありました。それらの仏像は明治時代の神仏分離の際に大願寺に移されていたようです。
時はながれ、30年前。有志の僧侶たちが「このお堂で供養の法要をしたい」と発願し、当時のN宮司様等色々な方のご縁と御協力を賜るなかで法要を積み重ねてきています。
今年は30年の節目になる法要、そして先般の大戦より80年の節目を迎えます。
よろしければ、ご参列ください。

住職動静(ふりかえりを込めて)

2日 川崎立正会・総会(幸区 正教寺)
3日 一部経読誦会(3)(4)
5日 パレール商店街 花まつり法要 出仕(南部仏教会会員として)
8日 信行会 花まつり法要
9・10日 藤沢市内某寺院 密葬出仕
13日 第27世 海光院日照上人 祥月命日報恩
14日 御遺文素読会(立正安国論)
15日 川崎市域寺院婚礼(都内)
19日 開山会 (当山開山・両山第14世 日詔聖人 祥月命日報恩)
19-20日 兵庫県域寺院婚礼(神戸)
24-25日 佐渡妙照寺 上棟式 出仕
25日 甲子大黒天大祭 献酬
26日 片瀬本龍寺様法灯継承式 出仕
27日 池上本門寺 千部会①② 出仕
28日 第29世 海照院日瑞上人 祥月命日報恩
28日 宗務所主催 立教開宗銅像御前法要 参列(常照寺)
28日 川崎立正会 事務局会議
29日 池上本門寺 千部会⑤⑥ 出仕
 
お寺の外の法要の出仕が多くなり、お寺を開ける機会が多く、
法事や葬儀が可能な日程が少なくなり申し訳ございません。
留守居をしてくれている老母には感謝しかありませんが、
ここまでお寺を開けるとさすがに母も少し疲れた様子を見せることが多くなり、諸々考えてしまいます。

お寺を開けるということは反面、きちんとお勤めが出来ているのか、という事が不安になります。
母方の祖父などは、外出が続くときは決めてた量のお経を先に何日分かお唱えされていたようですが、
私の場合はどうしてもため込んでしまう性分の悪いところがでてしまいます。
今は一応泊りの際は旅館に三つ折りの御本尊を持参し祭壇を作りお経をあげるようには心がけています。
壁の薄さや時間等を考えるとどうしても小さな声で高速のお勤めに終始してしまいますが……。
お経が足りないとなんか気持ちが落ち着かない訳ですが、それでも出先での法要にはいつも沢山の刺激と思いを頂戴しています。
その受けたものを、「表現」できなければ何にもならない。
その為にもお寺にいる際は日々の仕事を大事にしたいな、大事にしなきゃな……と思っています。(中の人)

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