開催日:2018年07月16日
平成30年7月16日(月)、浄瀧寺本堂において盂蘭盆施餓鬼法要が奉行されました。
当日は三連休最後の休日だったため、多くの檀信徒にお集まりいただきました。
暑い盛りの中での法要でしたが、皆さんで団扇太鼓を打ち鳴らしながらお題目を唱和。
ご先祖様に供養を捧げ、法要終了後には各々お墓にお塔婆を建て、お参りをされました。
当山では盂蘭盆法要と施餓鬼法要を合わせて行っています。
それぞれに意味がありますが、混同されやすいので、簡単に違いを記したいと思います。
■盂蘭盆と施餓鬼の違い
「盂蘭盆」は一般に「お盆」といい、ご先祖様が戻ってくる時期です。
餓鬼道に落ちた母を供養により救ったという「盂蘭盆経」の目連尊者(釈尊の弟子)のお話に由来しています。
・供養 … 主に祖霊への供養
・時期 … 主に7月(8月)13日~15日(16日)
「施餓鬼」は餓鬼に飲食を施したという「救抜焔口餓鬼陀羅尼経」の阿難尊者(釈尊の弟子)のお話に由来しています。
・供養 … 主に有縁無縁之霊位への供養
・時期 … 決まりはないがお盆に合わせて行うことが多い
お盆の時期にはお墓参りをしていただき、ご先祖様に供養を捧げると同時に、無縁塔に眠る有縁無縁之霊位にもぜひお参りください。