今月の掲示板は「合掌の心」についてです。
私たちは普段どれくらい「合掌(がっしょう)」をしているでしょうか?
家の中では仏壇に向かう時や食事の時、お寺ではご本尊やお墓に向かう時にすることが多いと思います。
挨拶や感謝の気持ちを伝える時にする合掌は、見ている人の気持ちも清々しくさせてくれます。
相手に対する敬意や感謝の気持ちを体全体で表現しているのが合掌。
私たちは多くの人や動植物を含めた自然の支えによって生活しています。
「お金を払っているんだから感謝なんてしなくていい」や「自然や他人に感謝する意味が分からない」と考えて生きるのと、「私たちは多くの命に支えられながら生きている」「当たり前のことなど何もない」と考えて生きるのでは、生き方に大きな差が生まれます。
人生をより良く生きるためにも、合掌する習慣を身に付け、忘れがちな感謝の心を日々忘れないようにしたいですね。
それは必ずや人生の財産にもなるからです。