当山があるこの地域は、江戸時代の東海道神奈川宿です。
幕末当時、諸外国と通商条約が結ばれると横浜・長崎・函館が開港します。
横浜開港当初、神奈川宿に建つ寺院は各国の領事館に充てられました。
当山はイギリス領事館に充てられ、山門の石碑はそのことを物語っています。
当時、領事お手植えの松があり、本堂にはペンキが塗られたと伝えられてます。
また近隣には、アメリカ領事館やフランス領事館に充てられた寺院もあり、それぞれ開港当時の歴史を刻む石碑が建ち、史跡巡りを楽しむツアーの方が多く見受けられます。