葬儀(お葬式)について

 もし御家族に御不幸が起こりましたら、葬儀社などに連絡する前に、必ず要傳寺(電話03-3873-5414)に御一報ください。葬儀の手続き・段取りなど、どのように進めたらよいか分からない場合などについても、ご相談に応じます。
 特に、最近では、通夜・葬儀の日取りを葬儀社側と一方的に決められて、当山の住職がお伺いできなかった事例があります。また、要傳寺に関わりのない「葬儀社お抱えの僧侶」に通夜・葬儀を営まれ、本来必要とされる以上の葬儀料を請求される事案も発生しております。
 葬儀式の会場をご検討の際は、要伝寺での葬儀もお考え下さい。要伝寺は当山の檀信徒のために存在します。 当山の檀信徒は、住職の許可を得て、寺の本堂・客殿・境内地等の施設をご利用いただけます。その際の会場使用料は原則として発生しません。また、当山の本堂は、完成された空間ですから、斎場等の華美な祭壇や装飾は必要ありません。したがって、費用面でも負担が少ない場合があります。
 なお、当山の墓地は共同墓地ではなく、日蓮宗に所属する寺院の墓地(日蓮宗の特殊性・専権性を有する寺院墓地)です。「日蓮宗の典礼」によらない葬儀を営まれた場合は、特別な事情を除いて当山墓地への埋骨ができません。呉々も御注意ください。
 近年は、様々な御事情で葬儀費を出せず、お葬式を執り行えないという方もいらっしゃるようです。どうか御縁あって当山のお檀家となられたのですから、その時はお気軽にご相談ください。
 なお、万が一のことがある前に、事前の御相談も承っております。大切な方を見送る際に、どのような葬儀を営まれるか、ご存命のうちにお話し合いになることも大切なことです。

本堂内陣須弥壇

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