平成25年(2013)8月10日、当山住職は、全国国公立幼稚園PTA全国大会島根大会において、PTA活動振興功労者表彰(文部科学大臣表彰)を受贈しました。
大会会期中の自由時間には、出雲大社(おおやしろ)に詣で、住職の高校時代の恩師(高校2年クラス担任) 千家和比古(かずひこ)権宮司に拝謁し、上梓されたばかりのご高著『出雲大社 日本の神祭りの源流』(柊風舎、2013年)をご恵贈いただきました(寺報『法住』37号に関連記事掲載)。
千家一族は、大社宮司の家系で、明治時代に外国人として初めて昇殿参拝をしたラフカディオ・ハーンの妻小泉セツは、千家家のご縁戚にもあたります。明治29年(1896)、ハーンが、日本に帰化して「小泉八雲」と名乗ったのは、島根県の令制国名「出雲国」にかかる枕詞「八雲立つ」(須佐之男命が詠んだとされる和歌「八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣作る その八重垣を」の枕詞)に因むとされます。第81代国造千家尊紀(たかのり)宮司の時代のことです。詳しくは、一般財団法人八雲会ホームページ参照。
(文責:高森大乗)
*アイキャッチ画像は、文部科学省のホームページ記載のエンプレムを使用。