【おすすめ!】NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」

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NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」がオススメです。

小栗旬演じる北条義時を中心に、鎌倉幕府のパワーゲームを描く本作。今放映中の作中時間から約20年後に、日蓮聖人はお生まれになります(1222年2月)。

義時の息子が泰時(坂口健太郎)、その息子が時氏、そのまた息子が時頼と続き、この時頼が北条氏得宗の時代に日蓮聖人は鎌倉で活動されました。

ドラマと近い時代ですから、そのお手紙の中で北条義時や後鳥羽上皇へ言及していたり、佐藤二朗が演じた滅ぼされた比企一族の親族が門下にいたりと、祖伝とドラマが重なり、日蓮聖人の時代のイメージがグッと膨らみます。

ことに、日蓮聖人は正嘉の大地震をきっかけとして、当時の鎌倉を襲った連続する災難の原因とその対処を、仏法、お釈迦さまに求められ、『立正安国論』という勘文を執筆し、為政者である北条時頼に上奏されます(文応元年1260年)。時の権力者に上奏したということがきっかけとなり、以降、そのご生涯は法難が連続することとなります。

こうした『立正安国論』の上奏は、仏弟子としての身命を賭した行動と拝察されます。何より、このドラマを見ていても、北条家に上奏するということは、それが命がけの行動であったということがうかがえます。(※泰時以降で流れが変わるのでしょうが、次々と御家人を滅ぼしていく小栗旬の義時を見ていると、北条家に上奏は怖すぎます。)

番組は最終章に突入しました。あともう少し!毎週日曜日をいっしょに駆け抜けましょう!

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