去る3月20日、春季お彼岸お中日法要が執り行われました。
今回の法要では、東日本大震災の3回忌の法要とともに、開祖日什正師御生誕七百年の御報恩の法要も営まれました。
法要では、檀信徒の読経の声も本堂一面に響き渡りました。
また、お題目の声に合わせて、ことぶき会会員による団扇太鼓も鳴り響き、いっそうの思いがお釈迦様に伝わりました。
お彼岸のお中日に、自らのいのちの有りがたさを学ぶきっかけになったと思います。
法要後の法話では、住職から開祖「日什正師(にちじゅうしょうし)」のお話がありました。
日什正師は、南北朝時代の僧侶で、始めは天台宗の僧侶でした。
しかし、日蓮聖人の御遺文を拝読して、日蓮宗の僧侶に改宗しました。
その時の御歳は、60歳を超えており、今までの地位を捨ててでも日蓮聖人の教えを弘めたかったことが伺えます。
本年は、このような人生を生きた僧侶「日什正師」の慶事の年です。
皆様もぜひ「日什正師」のことを知って頂きたいと思います。