まもなくお盆です。

合掌 

貴家益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
お盆は、餓鬼の世界に堕ちてしまった母を救うために、お釈迦様の教えを大切にしたお話から始まります。

日蓮聖人は、子どものご信仰によって先立たれた父母の救いにつながることを教示しました。
現在では、多くの日蓮宗寺院では、お盆の時期にご先祖様の供養をする行事を行います。

餓鬼の世界では、食べ物や飲み物が口の中で燃えてしまい、空腹や渇きに耐えられない苦しみを味わうとされます。
そのため、少しでも渇きを潤そうと、お盆の行事では、「水向供養」と書かれたお塔婆を供養し、少しでもその苦しみを和らげようとします。

このようにお盆は、先立たれた父母を含め、数多くのご先祖様を救います。
お釈迦様の慈悲の力と共に、法華経の大切さが溢れる行事といえます。         

再拝

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