大飯原発再稼働を止めよう!怒りの緊急デモ!@広島!

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平成24年7月1日午後1時より開催された、反原発反被曝連合ヒロシマの【怒りの緊急デモ】参加のため、天台笠・道服・折五条・団扇太鼓スタイルにて、原爆ドーム前に出かけました。今回のデモには約300人くらいの方々が参加されていました。昨年のデモに参加した時は本通りまででしたが、今回は原爆ドーム→本通り→金座街→原爆ドームという広島の街中を行進する全行程に参加し、手にマメが出来るほど団扇太鼓を叩きまくりました。とてもいい天気になりましたのですごく暑かったです。
デモが終わると、毎月本覚寺で開催されている「分かち合いの会」に参加中の福島県から避難されている方が声をかけて下さり、「お上人さんじゃないかと思ってたのですが、本当にそうだったんですね。とても嬉しかったです。やっぱりお坊さんが参加されていると、何か存在感が違うというか、後ろで歩いていてすごく頼もしかったです!」と仰って頂きました。
デモ自体はきちんとルールを守り、統率がとれていて、みんな笑顔で平和的に大飯原発再稼働反対を訴えていました。勿論、デモを事故なく誘導するスタッフや警察官の皆さんのご協力の賜物でした。ただ、残念ながら大飯原発は再稼働されてしまいましたが、挫けることなく、今後も活動を続けていきたいと思いました。
今回、感動したのは、私が黒衣でやたら暑そうにみえたのか、私の横を歩いていた女性が、【再稼働反対】のプラカードで汗だくになりながら扇いで下さったことです。ご自身もすごく大変だったの思うのですが、我が身を捨てて私のような僧侶の為に心遣いをされている姿に深く感銘を受けました。菩薩行と口に言うことはとても簡単ですが、実践するのはとても難しいです。難信難解という法華経の教えですが、本来は私達の心が「質直意柔軟」であれば、けして難信難解ではなく、「六波羅蜜自然に在前」するんだと思います。女性の方にはお名前も聞かず、御礼だけ申し上げましたが、この場を借りて心より感謝申し上げます。どうも有難うございました。合掌

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