「未来の住職塾」(第4回)を受講しました。

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10月7日、島根県松江市にて開催された「未来の住職塾」を受講しました。今回は前日に鳥取県にある浄土真宗本願寺派の宿坊光澤寺様にお邪魔しました。ご住職とは「未来の住職塾」で出会う前から一度お会いしたいと思っていたのですが、同じクラスということで今回宿泊体験をしました。
交通の便が悪く、お檀家さんも少ない過疎地域のお寺が生き残りをかけて奮闘していらっしゃるお姿には頭が下がる思いです。広島から4時間30分かけて自家用車で向かいましたが、自然が豊かで都会の喧騒を離れ、心静かに過ごせるお寺でした。
夕食は奥様手作りの家庭料理がとても美味しく、あっという間に完食しました。その後、夜遅くまで3年間の宿坊運営のプロセスをお伺いしました。宗派は違えども、新しい仏教の未来を切り拓く志をお持ちになっていらっしゃるご住職の目はとても輝いて見えました。
朝食後、光澤寺さんにお別れし、ご住職と一緒に「未来の住職塾」会場の松江市に向かいました。今回のテーマは「リーダーシップ」でした。そして、キーワードは【人格】です。その後、寺業計画書作成の指導&架空のお寺を題材にしたケーススタディを行いました。設定では山陰の村落にある檀家さんが40軒という寺院で、そのお寺がどういうアクションプランを立てるのか、ということを3グループに分かれて意見を出します。私が所属したグループでは、私が提案したプランに皆さんが賛同され、そこから具体的な内容に発展させました。前回同様、とても楽しかったです。
アクションプランを考えると言っても、単なる思い付きで「ああしよう、こうしよう」ではダメですね。その企画が実現可能なのか、受け手のニーズに合うのか、競合相手はいないのか、財源はどうするのか、様々なハードルを想定しなければ、それは「絵に描いた餅」になってしまいます。前回のケーススタディで学んだことを今回活かすことが出来たという意味では少し前進したのかもしれません。
1月の寺業計画書発表まで悪戦苦闘が続きます・・・。

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