明日8/7は七夕、そして立秋です。

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みなさんこんにちは。毎日暑い日が続いています。川棚町も御多分に洩れず暑いです。昨日と今日の夕方はかなり強い調子の夕立がありました。
降った後は少しだけ涼しくなった気がしました。そういえば今朝の朝勤(毎朝午前5時半より)後、外にある歴代上人廟にお経を上げているともう「秋」を感じさせるような涼しい風が吹いてきました。明日は二十四節気では「立秋」です。ご存じの方も多いと思いますが「盆」は初秋の季語であります。
もちろん今の時期、昼間は猛烈に暑いのですがもうすぐ「お盆」をすぎたあたりから、早朝のお寺の境内には「秋風」が吹いて来るようになります。
暑さももう少し続きますが、みなさんもどうぞお体を大事になさって下さい。
9/1は第1回常在寺音楽祭『妙玄庭コンサート』を開催します。ポスターを作ったり、チラシの原稿データを作ったり、会議をしたりで結構大変なのですが、その分とても楽しみでわくわく感がだんだんと大きくなってきました。境内の塀にとても目立つ大きな看板もできました。たくさんの方々に来ていただけると嬉しいです。
さて今日は8/6で、明日は「七夕」なので「笹竹」を用意し、みんなで飾り付けをしました。「七夕」をウィキペディアでさっと調べてみると
古くは、「七夕」を「棚機(たなばた)」や「棚幡」と表記した。これは、そもそも七夕とはお盆行事の一環でもあり、精霊棚とその幡を安置するのが7日の夕方であることから7日の夕で「七夕」と書いて「たなばた」と発音するようになったともいう。
日本古来の豊作を祖霊に祈る祭(お盆)に、中国から伝来した女性が針仕事の上達を願う乞巧奠(きっこうでん/きこうでん)や佛教の盂蘭盆会(お盆)などが習合したものと考えられている。そもそも七夕は棚幡とも書いたが、現在でもお盆行事の一部でもあり、笹は精霊(祖先の霊)が宿る依代である。(以上ウィキペディアより抜粋)
諸説ありますがうちのお寺「常在寺」では、「8/6の夜から七夕飾りをして、7日夜から『迎え灯篭』を軒下に吊し、『精霊棚』を安置して、ご先祖様の精霊をお迎えして下さい。8/15夜の「精霊流し」が済んだら、次の日の晩から8/31夜迄、『送り灯篭』を軒下に吊してご先祖様をお送りして下さい。」と檀家の皆さんにお話ししています。
「七夕はお盆の行事の一環ですので、8月盆(月遅れ)の地域は『七夕も8/7の月遅れです』。」という話を、うちの住職が毎年8/7の鬼子母神祭(毎月7日の午前10時から鬼子母神祭を行っています)の時お話するのですが、毎年何人かの方は驚きの声をあげられます。なかなか浸透しないのは『テレビ』、それも『長崎のテレビ放送局』が7/7になると「今日は七夕」としきりに放送するからでしょうか。(しかも7/7は普通は梅雨中で星など見えるはずがないのですが。)
『月遅れ、または旧暦で七夕を行う地域』はかなりある(有名なのは仙台七夕、リンクしています)ようですので、「わが長崎県」でも「織り姫」「彦星」を邂逅させるがごとく、『7/7七夕』と『8月のお盆』を邂逅させて、『8/7七夕&8月のお盆』としてあげられないものかと毎年考えています。まずは「NHK長崎放送局」さんにお願いしましょうか。
泰通記
 

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