8/9今日は長崎原爆忌、そして「妙玄庭コンサート」リハーサル

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みなさんこんばんは。今日の川棚町は曇り空で、若干ですが気温も下がりました。朝勤の時は涼しい風が本堂に入ってきて気持ちが良かったです。
さて、きょう8/9は「長崎原爆忌」でした。「常在寺」では毎年8/9午前10時50分より「原爆犠牲者慰霊法要」を執り行っています。
半鐘、昇堂太鼓、そして大太鼓の「お題目」から始まり、導師(住職)の「勧請」を聞きながら、11時2分の「黙祷の為のサイレン」を迎えました。
私が小学生、中学生の頃は、この日が「登校日」で、「原爆のこと」を忘れないために集会が開かれていました。今朝登校している小中学生を見かけましたので、今も変わらないのでしょう。
「長崎県人」はみんな小さい頃から(多分わりと頻繁に)「原爆のこと」を聞いたり、考えたりする機会があると思うのですが、私の心の中の「原爆のこと」はその教育を受けている頃と比べると、年々、「だんだん大きく」なってきているように思います。
これも「年をとった」からでしょうか?「原爆のこと」を忘れないために、「平和」であることの大切さを忘れないために、心を込めて大太鼓を打ち、お題目を唱えました。昨年は「核エネルギー」を使った「原子力発電所の大きな事故」もありました。「原子力発電所」も「0ゼロにむけて」徐々に無くしていく方向で進んでいかなければならないとも思います。「原爆の犠牲者」はもちろん「原子力による被害」を受けられた全ての人の痛みが、少しでも和らぎますように心からお祈りいたします。
そして一昨日の夜、9/1に行われる「妙玄庭コンサート」の打ち合わせを、福岡市警固のライブハウス「スペーステラ」さんで行いました。今回の出演者「紫音Yascoさん」(ピアノ)、「渡辺優治さん」(サックス)お二人がオーナーの素敵なライブハウスです。
今回の「妙玄庭コンサート」。メインは「プロミュージシャンによるジャズとボサノヴァ演奏」なのですが、おまけとして「ジャズ」と「声明」(しょうみょう・日本のあらゆる音楽の原点といわれる仏教音楽、節のついたお経)とのセッションも計画していて、そのリハーサルも少しだけさせてもらいました。もう少し練らないといけないでしょうが、なかなか興味深いものになりそうな予感がします。
9/1「妙玄庭コンサート」、午後6時から開演です!生ビール、焼き鳥、金魚すくい、ヨーヨー釣り等の「楽しい夜店」も出ます。みなさんに来ていただけると嬉しいです。お待ちしております。
それでは「声明セッション」リハの様子を少しだけ動画でご覧下さい。
泰通記

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