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要法山 常在寺

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7月22日祇園祭「お上り」でした

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みなさんこんにちは。昨日22日は祇園祭(ぎおんさま)「お上り」でした。昨日に引き続き非常に雲行きが怪しく、出発30分前の午後2時には、「雷を伴う激しい雨」が降りました。天気予報では午後3時から5ミリの雨が降るとあります。「あぁ今日こそダメかも、、、。」と思いながら、平島郷恵比須堂で出発前の読経。外で鳴る雷と激しい雨の音を聴きながら、大太鼓を叩いて「自我偈(じがげ)」「陀羅尼呪(だらにしゅ)」そしてお題目を唱えました。するとどうでしょう!
お経が終わり外を見るといつの間にか激しい雷雨が小雨に変わっていて、出発の時間にはまたもや雨がぴたっと止んでしまいました。前日の「お下り」に引き続き祇園さまのご加護がありました。あまりにも出来すぎたストーリーのようでちょっと、笑ってしまったくらいです。

前日の「お下り」のコースとは変わって「お上り」のコースは、平島恵比須堂〜平島郷(四方馬場)〜下百津(御旅所)〜川棚駅前(御旅所)〜栄町〜江川橋〜宿郷(御旅所)〜常在寺というコースで全行程約3時間ほどです。
御旅所(おたびしょ)に着くとまずお神輿を安置して読経します。御旅所ではその郷の方々がテントを張り、お茶、お菓子等の接待をして下さいます。いつも本当に有り難いです。

休憩のときある方(推定年齢72〜3歳?)からこんな質問を受けました。「私は15才の時からこの祇園さんに毎年参加してるんだけども(ということは推定参加年数50年以上)、あの神輿の中は初めて見た。あの座ってる「赤い人」は誰ね?」
この質問には度肝を抜かれました!!(笑)

「そりゃ祇園牛頭天王、祇園さまですよ。祇園さまが悪病、悪疫退散の為に常在寺からお下りされるんですよ!」
「へぇーそうねー。」
「だから祇園祭、祇園さまっていう名前のお祭りなんですよ。」
「あぁそうねー、そりゃー初めて聞いた。」

まぁこの方は檀家さんではなかったので、あり得る話なのかなぁ、、とも思いましたが、この行列の400人の中には「祇園牛頭天王」のことを知らずに参加している人がどれくらいいるのだろうか?と休憩中しばし考え込んでしまいました。

当ブログ「お下り」編に、京都八坂神社の名称が神仏分離令(明治1年)以前は「祇園社」「祇園感神院」という名前だったと書きましたが、なんと名前だけでなく主祭神 が牛頭天王から素戔嗚尊(スサノオノミコト)に変わっているのです。
現在八坂神社の主祭神は中御座が「素戔嗚尊(スサノオノミコト)」ですが、神仏分離令以前は主祭神 中の座「牛頭天王」となっていました。

これは神仏習合(しんぶつしゅうごう)という考え方を無理矢理引っぱってきたもので「祇園牛頭天王」と「素戔嗚尊」は《同一神》同じ神様と見なすから!!!だそうです。八坂神社の説明で「現在は主祭神「素戔嗚尊(旧牛頭天王)」という表記もされているようですので、同じ神様ならどちらを祀(まつ)っても同じ。ということでしょうか?
もしも、常在寺のご本尊にいらっしゃるお釈迦様が阿弥陀如来に代わり、日蓮聖人のご尊像が道元禅師のご尊像に代わったならば、、、、という想像をしてしまいました。いくらなんでもみんな気付くだろう!(笑)
と強く思いたい反面、いや誰も気付かなかったらどうしよう、、、とまた例のぐるぐる考え病が再発してしまいそうになりました。

この話題は「日本的な考え方」ひいては「日本人とは何か」を考える為の、非常に重要なキーワードの一つではないかと思います。

話を戻します。うちの祇園さまの鳥毛振り。一昨日のブログにもYouTube動画をリンクしましたが、一風変わったところがあります。「♪挟み箱(はさんばこ)からやりまーしょか、えーどすこい どすこい」と歌いながら、何と!挟み箱を激しくぶつけ合うのです!

93歳になられるおばあちゃんに聞いたところ、「私が小さい頃から挟み箱はぶつけていましたよ。」とのことでしたので少なくとも昭和初期にはこのスタイルだったということです。江戸時代、300年前はどうだったのでしょうか?挟み箱をぶつけ合うのは全国的にも珍しいような気がするのですがどうでしょう?YouTube動画をリンクしますので、どうぞ迫力のどすこい映像をご覧下さい。

「♪祇園牛頭天王は 悪病、悪魔を退治して これからお上りなさるのよ  
それに付いたる挟み箱(はさんばこ) 挟み箱(はさんばこ)からやりまーしょかー えーどすこい どすこい」

この歌子供の頃から好きなんですよね。

行列が常在寺に近づいた宿郷で、とうとう雨が降り出してしまいました。あと10分ぐらいの所で非常に残念だったのですが、それでもさすが祇園さまの加被力!です。両日雨の予報を覆し、「お下り」「お上り」両日とも滞りなく奉行することができました。

最後の雨はこっそりお話ししますが、最後の宿郷御旅所で先を急ぐために「自我偈」の読経を半分に省略した「私のせい」!ということにしておきましょう(笑)みなさま来年もまた宜しくお願い致します。祇園さまが年々賑やかになっていくことを祈りつつ「祇園祭」レポートを終わります。

※前日夜に平島恵比須堂横で行われた「祇園祭平島郷演芸大会」は、生ビール、焼き鳥等の夜店も出て、お客さまもたくさんで、非常に盛り上がりました。常在寺信徒青年会長、我等が「廣田洋一」さんの華麗なる踊りを是非ご覧下さい。

泰通記

 

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