坊守のひとりごと23’1

年の瀬も押し迫った大晦日にこの記事を書いております。
今年こそは新年の準備を早々に終え、おせちも作って紅白でも見ながらゆっくりと年越しを・・と思いながら、キッチンには失敗してカチカチになってしまった田作りと溜まった食器たち、そして寺報の記事を書き忘れていたというなんとも大きな忘れものに気付いて年が暮れようとしています。
子供たちの冬休みも始まり何かと慌ただしくなるとともに私の疲労も蓄積中。加えてこの頃は日頃マイペースな住職がやっと年内にやらねばならない事に気付いて焦りだし、互いのイライラでなんとなく夫婦の仲が悪くなる時期でもあるのです(笑)。
とはいえ新年早々ぎくしゃくした住職夫婦をお見せするのは何とも申し訳ない。何しろそんな雰囲気は皆さんにはすぐに伝わりますでしょうし仕事にも差し支えます。義母から譲り受けた「寺庭婦人の心得」の書を読み直し深呼吸して笑顔で残りの数時間を過ごしてみます。
【寺庭婦人は、家族の安心を築き上げ、住職の仕事をよく理解し精神的支柱となるよう】
と記されていました。
う~ん、できるかしら?新年にお参りにいらした皆様に判定して頂きたいと思います。

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