坊守のひとりごと22’11

  娘が誕生し4か月が過ぎました。出来ることが日々増え、毎日見ているのにいつの間にこんなに大きくなったのだろうとびっくりします。先日以前の職場スタッフより連絡があり『復帰はいつ頃になりそうですか?』と聞かれました。この月は保育園の入所申し込みの期間になっているようで職場がサイン等記入する必要があるとのことでした。日々の育児にあたふたしていて保育園の事しっかり考えていなかった!上の子達がお世話になった幼稚園は2歳からとの返事。職場のある玉名周辺の保育園を探そうかとも思いつつも我が子ともっと一緒にいたいという思いもあり。ちょうどその時読んでいた《あかんぼくらし》という本に、著者が、産休が終わって職場復帰した友人に「赤ちゃんお元気?」と尋ねたら「言わないで、あの子の事を考えるとおっぱいが張って会いたくなるから」と言って泣き出してしまった、と。あと3年、せめて1年赤ちゃんとの蜜月期間を待っても彼女のキャリアにマイナスにならないのだったらどんなにいいか、子供と離れたくない間は無理に離れなくていい、給料はないがポストは温存する、女の人に保障すべきは保育所よりもこれだと思った、と書いてありました。幸い以前の職場はそのポストをまだ温存してくれているし、あまりブランクがあると以前のように仕事ができるのか不安にもなる、約束や誰とも会わない一日が始まると何というか自分の存在意義が薄らぐような気がするのも正直な気持ち。でもやはり日々成長している娘の成長を間近で見守れるこの時間は宝の時間だなと思うのもまたまた正直な気持ちなんです。結局まだ結論が出ないでおります。

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