4月7日総勢41体の子大黒天が各家から当山の親大黒天の元に参集し
「大黒祭」を執り行いました。
たくさんのご参拝ありがとうございました。
法要に先立ち、事前に大黒天のご縁日である3月28日「甲子(きのえね)」の日に、「報恩沐浴式」を行ないました。お自我偈を100巻読経し法味を捧げ、大黒さま一体一体を大荒行堂秘伝の法水で清めましたのでご覧の通り↓みなさん満面の笑顔!
当日の法要では参拝者と共に読経し、御宝前に安置した大黒天一体一体を香浴しご祈祷致しました。
この大黒祭で清らかになった子大黒天たちが、各家・各会社にお戻りし、また新たに一年間みなさまを見護り、福(精神的な安定)・禄(経済的な安定)・寿(身体的な安定)の三徳を授けてくださいます。
この日のおときは、山鹿のイタリアンレストラン「ラララカフェ」オーナーシェフ考案の「大黒天カレー」をシェフ自ら調理・配膳していただきました。
大黒天に縁のある五色の野菜を添え、程よくスパイスの効いたカレーは参拝の方々に大好評で、多めに炊いたつもりの3升のご飯もキレイさっぱり食べて頂きました^^;
また、カレーの器は、地元小代焼きの窯元「ふもと窯」の井上尚之氏から無償でご提供して頂き、より一層おいしく食べることができました。
デザートには、坊守の里である天草苓北で活動されている焼き菓子工房「hocolovu」さんの黒豆クッキーも付いて、そのやさしい味にみなさま穏やかな笑顔で食事を終えられていました。
今回初めて「大黒祭」を執り行うにあたり、檀信徒さんではない地域の方々にもお力添えを頂き、無事に行事を終える事が出来ました。私が100日間の大荒行を経て勧請した大黒天は「ふもと大黒天」と名付けているだけに、この府本地区を大黒さんと共に笑顔いっぱいの地域にしていく使命を感じた1日となりました。みなさま今後もどうぞ妙功寺をご支援よろしくお願い致します。