(若坊守編)納骨堂供養会

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先週日曜日『納骨堂供養会』が行われました。 
前日は大雨でしたし、外での法要の為お天気が心配でしたが、とても気持ちの良い青空でした。
 
『妙功寺の行事はお天道様に守られているからいつも晴れっとばい、大丈夫』
 
お寺に嫁ぐ前の日、檀家さんからこう言われた事を思い出します。
結婚式、前日の天気予報では雨のち曇りの予報でしたが、見事お天道様が顔を出して下さいました。
“妙功寺の行事では雨は降らない”
檀家さん方の間ではちょっとしたジンクスです。
 
今回の法話は「卒塔婆(そとば)」
お釈迦様のお墓として建てられたストューパが語源。
 
古代インドで「塔」を意味するようで、仏教伝来に伴ってストューパも五重の塔など色々形を変化させながら今の形になったようです。
 
インドでは古くから宇宙を構成しているものは、地・水・火・風・空の五つの要素であるという思想があり、卒塔婆にその形を取り入れたといいます。
この上のギザギザの部分が宇宙の要素(五輪塔)を取り入れた部分だとか。
       ↓
 
なぜ卒塔婆を建てるのか、手紙を例にして分かりやすく説明してくれていました。
 
毎回法話の際は子供たちの相手で聴けない事が多いのですが、今回は裏でおときにお出しするお団子をつまみ食いしていた子供達。
ここぞとばかり、私も目をつぶってゆっくり聞かせてもらいました。
 
そのため夕飯の席では主人の法話の際に気になった言い回しや文言など、チクチクと言わせて頂きました。
 
もちろん労いの言葉も付け加えて。

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