「山のお寺の音楽会」
おかげさまで大盛況でした!
今回、妙功寺本堂にお集り頂いた方々は、0歳から90歳まで。
子供たちは、可愛いドレスや蝶ネクタイなど、
ちょっとだけおめかしして参加。
いつもとは違った雰囲気作りに協力してもらいました。
「赤ちゃん泣いても大丈夫!」
とは言ったものの、
幼児が30人以上も集まることに、一抹の不安を感じていました。
そして開演。
本堂にヴァイオリンの音が響き渡ると、
子供たちは、おそらく初めて耳にするヴァイオリンの生音に
じっと座って聴き入っていた。 が、しばらくするとしだいに動き出す子供たちも。
しかし、そんな子供たちの様子を、
周りの大人たちが、そして仏さまが温かく見守って頂けたおかげか、
子供同士がけんかしたり、泣きわめくこともなく、
本堂は始終、穏やかな優しい雰囲気に包まれていたように思います。
参加者は、演奏を聴くだけではなく、
ヴァイオリンに触れる体験コーナーや、
一緒にカスタネットやタンバリン、手拍子で合奏したり、
演奏に合わせてみんなで歌ったりと、参加型の音楽会。
また、演奏の途中に「甘茶かけ」も取り入れて頂いた。
4月8日はお釈迦さまの誕生日。
説話では、お釈迦さまの誕生時、
天女が喜びの歌をうたい、
竜も産湯を使わせるために天から甘露の水を注いだことから、
ヴァイオリンの音色をBGMに、
花御堂(はなみどう)の中央に立てたお釈迦さまの誕生佛に柄酌で甘茶をかけて、
お釈迦さまの誕生を祝う。
子供たちはもちろん、若い世代のママさんたちは初体験、
ご年配の方々には懐かしい体験となり、喜んでいただいた様子。
本堂に集った方々みなさんが一体となって楽しく過ごせた音楽会となりました。
関係者のみなさま、本堂にお集り頂きましたみなさま、ありがとうございました。