5月4日、広島県圓隆寺様で開催された、全国日蓮宗青年会主催の「お寺で涙活」の運営のお手伝いに行ってきました!
大型連休中、さらには圓隆寺様近くの大通りでは「フラワーフェスタ」が行われており、人出の多い、なんとも連休中らしい賑やかな雰囲気。
そんな中、心も体も整える「五感にうれしいワークショップ」として匂い袋作成体験。
運営スタッフのお坊さんも「匂い袋は自分たちもすぐに使える!!」ってことと、講師に聞いたら「それくらいの人数追加なら大丈夫ですよ」とのことで、急遽、一緒に作成させていただくことに(もちろんチケットは買いました)
決まったルールはないので、袋の柄、ひもの色から、調合するお香の原料も全く自由!
みんな初対面なのに
「これ好きな匂い!!」
「これ中華料理の匂いがする!」
「昔の樟脳を思い出す匂いねぇ・・」
「ひもの色2色でもいいなら私も!」
と、出来上がってからは、互いに匂い袋をかぎあって、笑いあいながらのワークショップでした。
和気藹々!
その後は本堂で、プロの涙活講師橋本先生による「涙活」の講演。
もともとはお笑いで有名な吉本新喜劇で活動なさり、大阪弁の語り口は軽妙で、楽しい雰囲気です。
笑いの効能、涙の効能を語り、なぜこういう活動を始めたか。
涙を流す「涙活」ですが、決して湿っぽい話ではないです。
私も泣いてしまいましたが、このお話の後はきっと
「誰かに優しくなれる」
「感謝の気持ちを伝えたくなる」
そんな心持ちになるな、と。思いました。
橋本先生がおっしゃったのは
「お寺って思いっきり自分を解放して、存分に泣ける、数少ない場所だと思います」
とお話しなさって、我が意を得たり!!
笑ってストレス発散、思いっきり泣いて自分に優しく!
そういう場所なんだなーとあらためて感じました。
そして、お坊さんのお説教にも取り入れられる要素満載!
たくさん勉強させていただきました。
笑いながら、泣きながらの90分はあっという間で、その後は水引作成体験。
日本の冠婚葬祭の場で活躍する水引を使って、オリジナルアイテムを作ります。
なかなか根気のいりそうな作業でしたが、それでもみんなで協力しながら楽しそうにワークショップに臨んでる姿がとても印象的でした。
普段お寺に来る機会があまりない人たちにもイベントを通じて、まずは気軽にお坊さんに話しかけてもらう。
そして、自分を解放して、見つめ直してもらう。
ストレスフルな時代だからこそ、お寺の果たすべき役割はたくさんあることを、また今回教えていただきました。