寒修行(寒行)始まる

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冬の伝統行事   

 年が明け、今年も1月5日(水)より寒修行(寒行)が始まりました。

 寒修行は、「小寒」から「大寒」の「寒」中に全国的に行われている本宗伝統の修行で、本県では古くから「門中寺院(市内寺町の5ヶ寺)」が合同で行っています。

 団扇太鼓(うちわだいこ)を叩きながら『お題目』を唱えて歩く修行ですが、服装は各県さまざまで本県はイラストのような白い大黒頭巾に黒い衣と茶の輪袈裟です。
 
 雨天、大雪の日以外、夕方6時から住宅地や商店街、歓楽街等、市内数コースを日替わりで1時間から1時間半ほど歩きます。太鼓の音を聞いたり、街を歩く一行を見かけたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 
 途中、その地区にある各寺院檀信徒さんのお宅やお店に立ち寄り、玄関先で日蓮大聖人の『如説修行抄(にょせつしゅぎょうしょう)』をお唱えし、「家内安全」や「除災得幸」、「商売繁盛」を祈念させていただきます。

 歩くペースはかなり早く、参加者中では年長者となった拙僧は息が上がるようになってきました。しかしこれは「修行」ですし、冬の伝統行事、頑張ってまいりたいと思っております。

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