本年最後の年中行事
12月8日(日)、「大黒天大祭(大黒福聚尊天御法楽大祭)」を厳修しました。
本年は大祭が8日ということで納めの「鬼子母神講信行会」も併修させていただきました。
当寺の大黒天さま(正式名は大黒福聚尊天と申します)は、現住職が平成16(2004)年、日蓮宗加行所(大荒行堂)へ参行(3回目)として入行し、寒100日間の修行を経て「大黒相承(大黒天に関する祈祷の相伝)」を承けて新たに勧請(お祀り)されることとなりました。
鬼子母神さまと共に本宗の代表的なご守護神さまで、古来より福の神さまとして親しまれ、開運招福、子孫繁栄、家運隆昌、商売繁盛等、様々な御利益があります。
お寺の大黒天さまを「親」とし、希望されたお檀家さんや信者さんが各家で「子大黒天さま」をお祀りされています。
大黒天さまと鬼子母神さまに法味を捧げ、皆で唱えるお題目のなか、子大黒天さまの沐浴(行水)*を行いました。
参拝者一同、大黒天さま、鬼子母神さまに本年のご守護、無事越年の御礼を申し上げるとともに、明年も信行に精進することをお誓いし、福運を授かり、年中安泰・所願円満の御守護をお願いいたしました。
※大黒天さまの沐浴
1年の塵を払って垢を落とし、水気を及ぼして活力を与え、神力増強、更なるご守護と福運をいただく大切な儀式です。