久々の一般参加で
3年ぶりに開催された阿波踊りも終了し、お盆が終わる8月16日、お迎えしたご先祖さまをお送りする灯ろう流し(徳島市仏教会主催)が、あわぎんホール(郷土文化会館)近くの新町川沿いで営まれました。
コロナ禍が始まって以来、仏教会会員寺院の僧侶と関係者のみで各精霊をお送りしていましたが、本年は一般の方々も参加することができ、約4000灯の灯ろうが流されました。
当日は時折雨が降る天候でしたが幸い灯ろうを流し終えるまで雨は降りませんでした。
開始時間を例年より30分早めた6時30分より読経を始め、お申し込みを受けた灯ろうを1灯ずつ読み上げ、参加された檀信徒の皆さんとお題目をお唱えしてお送りさせていただきました。
お寺から皆さんの灯ろうを運んだり火をつけたりと、お手伝いをいただいた皆さまに感謝申し上げます。お陰様で今年も無事にお盆を終えることができました。
この灯ろう流しを終えるとお盆の終わりを実感いたします。
今年はコロナ禍でお盆の棚経をお休みしていたお宅から「今年はお経に来て欲しい」とのお声を多くいただきました。やはりお盆にはお仏壇でお経を読んでご供養してしてもらいたいとのことです。
予想以上に長く続くコロナ禍ですが、早く収束して以前のように集まった家族ご一同さまとお仏壇前でご供養ができたらと思っています。
当寺は毎年あわぎんホール(郷土文化会館)の対岸で灯ろうをお流ししています