身延山開創七五〇年
6月13(火)・14日(水)、本宗の総本山で山梨県にある身延山 久遠寺(みのぶさん くおんじ)にお参りしてきました。
本年は日蓮大聖人が身延山にご入山されて750年となります。
大聖人は信者であった甲斐の国(現山梨県)波木井(はきい)郷の地頭、南部 実長(なんぶ さねなが)公の招きにより、文永11(1274)年5月17日、身延山にご入山されました。
同年6月17日より鷹取山(たかとりやま)の麓、西谷にご草庵を構えて住処とされ、以来ご入滅までの9年間、この地で『法華経』の読誦(どくじゅ)と門弟たちの教導に終始されました。
弘安4(1281)年11月24日には本格的な十間四面の堂宇が建立され、大聖人自ら「身延山 妙法華院 久遠寺」と命名されました。
身延山では6月13日から18日まで、宗内僧侶各会による盛大な慶讃法要や、宗外著名人を招いての様々な記念行事が奉行されました。
小衲は14日に大本堂で行なわれた「日蓮宗全国修法師会連合会法要」に出仕させていただきました。
前日13日に身延入りし奥の院と祖廟(大聖人のご廟)にお参りいたしました。
奥の院 大聖人御手植杉を左右に仁王門
思親閣 祖師堂
祖廟 拝殿
祖廟
玉垣に囲われた御草庵跡
久遠寺境内 左より大本堂・祖師堂・報恩閣・御真骨堂
大本堂前の五重塔と大鐘
大本堂にて 200人を超える修法師による読経
ご宝前修法
大衆法楽加持
全国から参集した200人を超える修法師(しゅほっし)の力強い読経と、木剣(ぼっけん)を使った修法(祈祷)による法要は大迫力でありました。
出仕させていただいた拙僧にとりましても大変ありがたい参拝となりました。