まだ明け切ってませんが今年の梅雨は例年より雨の日が多いように思います。
6月の中旬、一階書院の床の間上から突然雨漏りが始まりました。
当寺では一番古い建物で、空襲でお寺が全焼後、昭和29年に仮本堂として建立されました。年配のお檀家さんからこの建物でお参りをしていた時のお話を伺ったことがあります。
昭和45年に現本堂が建立され、現在は書院、応接間、寺務所として使っています。
土壁が濡れると落ちてしまうので急遽ゴミ袋を使って濡れないようにし、狭い屋根裏へ上がって大体の場所を確認しました。
屋根に登ってみましたが平成13年に屋根瓦の葺き替えを行っており、瓦に痛みは見当たらず、雨どいの詰まりも確認しましたが素人ではそれ以上のことは分からず修理業者さんへ連絡することとなりました。
すぐには来てもらえないということでホームセンターでブルーシートを調達、この辺だろうというところを覆いとりあえずは雨漏りを止めました。
修理業者さんによる散水調査の結果、雨漏り箇所が判明、隣接する庫裏(住居部分)との間にある幅の広い雨どいの角部分(○部)に隙間ができているとのことでした。今回はコーキングによる部分的な補修で済むそうでホッとしました。
後は梅雨明け後の修理待ち状態です。