モネの睡蓮

たよりを含めた書類発送作業も無事に終わりお届け出来たので、前からお伝えしていた1面を飾ったビッグニュースをお伝えします。

令和元年(2019)開設したここのホームページの最初のブログは、睡蓮の記事から始まります。内容は次の通り。

 「当山の並びにある成羽美術館には、クロード・モネ邸より株分けされた睡蓮が咲いています。
今から約百年前、檀家の児島虎次郎はフランス・ジヴェルニーにあるモネのアトリエを訪れ、巨匠モネと何度もの交渉の末、油彩画《睡蓮》を購入しました。
 その株分けされた睡蓮と同じであってもおかしくない?!当山の睡蓮が咲き始めました。」

あれから4年、そうなることを願いながら記したブログでしたが、とうとう当山にも「モネの睡蓮」が株分けされることになりました。

株分けは、虎次郎さんのお孫さんで陶芸家の児島塊太郎さんよりの奉納で、直接フランスのモネ邸から株分された睡蓮です。(写真参)

貴重な睡蓮のため今までは話していませんでしたが、もしものために防犯カメラも設置されたためここでお知らせします。

睡蓮は昨年の3月に2株お持ちいただき、しばらく成羽の気候に慣らしてから昨年の4月18日に役員さんと池に移しました。

児島虎次郎さんもモネの睡蓮が奉納されお喜びだと思います。

あとは、開花を楽しみにしているところですが、全国を探してもモネ邸の睡蓮がある寺社は当山のみ。

この貴重な睡蓮を新たなお寺の宝物とし、檀信徒の皆様と共に大事にして行ければと思います。

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