お寺に参拝された子どもさんが、1型糖尿病でした。
1型糖尿病のことご存じですか。
私は、糖尿病のすべては生活習慣と関係していると考えていましたが、違うようです。
1型糖尿病は、膵臓のインスリンを出す細胞(β細胞:べーたさいぼう)が、壊されてしまう病気です。
β細胞からインスリンがほとんど出なくなることが多く、1型糖尿病と診断されたら、治療にインスリン製剤を使います。
世界的には糖尿病全体の約5%が1型糖尿病と言われています。
若い方を中心に幅広い年齢で発症します。
生活習慣が関わる2型糖尿病とは、原因、治療が大きく異なります。
私たちも、いつ病気になるかはわかりません。
1型糖尿病を含む、病気の方や高齢者、認知症のかたにも寄り添って、話を聞いてまいります。
糖尿病情報センターより一部転載