光陰矢のごとし…

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高校三年生の長男が出家得度しました。
日蓮宗の僧侶の最初の一歩は、千葉県の大本山・清澄寺の度蝶交付式ですが、四月に長男を連れて参加しました。
正座の痛みに顔をゆがめ、おぼつかないお経と所作の長男の姿には、苦笑し、師匠としての未熟さを実感するほかありませんでしたが、かつての私も同じ姿だったことでしょう。
写真は同じ清澄寺で僧侶の道に入った30年前の私です。高校二年の夏でした。
隣は父です。強引で力強かった父ですが、今ではすっかり衰え、病院のお世話になる日々です。
何もできずヒョロヒョロしていた私が今度は師父として子供を連れていく。本当に時間はあっという間に過ぎて行きますね…光陰矢のごとしを実感します。

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