大覚大僧正祭

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毎年4月3日に笹沖の小さなお堂で大覚大僧正祭を行っています。
本栄寺は、現在は倉敷美観地区にありますが、もともとはこのお堂のある笹沖の地にありました。
その後、岡山池田藩の廃仏棄釈の難を逃れ、天領倉敷に移転して現在に至っています。
大覚大僧正といえば何といっても「祈雨修法」ですが、備中布教の際も、ここ笹沖の地で干ばつにより困窮する村民のために祈雨修法を行い村民を助けたそうです。その際に建てられたと言われる石塔が現存し、毎年本栄寺の檀家さんと、笹沖の住民と一緒にお経とお題目を唱え、大僧正の遺徳を偲んでいます。

お堂の前には立派な桜の木があり、毎年満開の桜の中でのお経です。大僧正もこの日ばかりは雨を降らすのをお休みして下さいます。

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