3月12日に岡山県声明師会主催の音楽法要研修会がありました。
毎年恒例の研修会で、和讃会・コーラス・吉備楽、そして声明師の合同研修会です。午前中は各会に分かれての練習。午後は模範法要ですが、今年は東日本大震災第三回忌法要として、大野玄秀宗務所長導師のもと執り行われました。コーラス会による復興支援ソング「花は咲く」から始まった法要でしたが、参加者180名の祈りの心が一つになったような大変素晴らしい法要でした。
法要後は、遠く青森県より来られた田端義宏上人による、笑いの中にも心に染み入るようなお話に参加者全員が改めて祈りの大切さと、それを行う気持ちの持ちようを教わりました。
震災から丸二年経ちましたが、まだまだ復興が進んでいるとは言えない状況の中、被災地から遠く離れているわれわれに出来ることは何なのか、ともすれば日々の慌ただしさの中で忘れそうになっていることを考える一日になりました。