鎌倉本山参詣 令和5年4月25日

この記事は最終更新日から1年以上経過しています。
記事の内容やリンク先については現在と状況が異なる場合がありますのでご注意ください。

令和5年4月25日、昨日の身延山久遠寺での輪番奉仕を終え、鎌倉の日蓮宗本山二ヶ寺のお参りです。

午前9時半、本山比企谷妙本寺様へ到着しました。
鎌倉市街地は昔ながらの幅の狭い道が多く、大型バスは大通りから中へは入れませんので、鎌倉郵便局前にてバスから下車。
歩いて妙本寺様に向かいます。お天気も曇り空、歩くのには最適です。
門前にて若いお上人様が私たちをお出迎えしてくれました。
妙本寺様は、日蓮聖人に帰依しお弟子となった比企能本(ひきよしもと)が建てたお寺であり、鎌倉御家人の名門であった比企一族を祀る寺でもあります。
総門から長い参道が続き、二天門を通り抜けると山際の小高い地に十二間四面の荘厳な祖師堂が威容を現します。
周りを緑に囲まれた清浄な雰囲気の中、鶯のきれいな声が響きます。

祖師堂では、鈴木日敬貫首猊下が導師を務めてくださり、山内のお上人様方とともに荘厳かつ迫力のあるご開帳法要が営まれました。
また妙勝寺参拝団一同一人ひとりの読み上げにての御祈念もいただき、有り難いことでした。
祖師堂正面には日蓮聖人ご在世の時に刻まれたと伝えられ「壽像の祖師」と呼ばれる御祖師様が安置されており、大変厳粛な雰囲気を醸し出しています。

鈴木貫首猊下は妙勝寺住職と立正大学時代に2年間同窓であったこともあってか、とても手厚いおもてなしをいただきました。

次に本山本覚寺様にお参りをいたしました。(写真は本覚寺様の本堂です)
こちらは妙本寺様から山を降りてきた正面に位置する街中の本山です。ご高齢の貫首猊下が本堂にてお待ちいただいており、恐縮いたしました。
ご開帳法要を厳粛に営んでいただき、御札と共にお茶やお菓子も頂戴いたしました。
街中の立地ですから境内には大勢の参拝客や観光客が出入りして活気があります。
山門脇に夷堂があり、鎌倉七福神の一つとして信仰を集めているとのことでした。

鎌倉は岡山の地からは遠く離れているためなかなかお参りできませんが、この度は大変有意義な団体参拝旅行を行うことができました。

 

この記事は最終更新日から1年以上経過しています。
記事の内容やリンク先については現在と状況が異なる場合がありますのでご注意ください。

一覧へ