令和6年2月29日(木)、岡山芸術創造劇場ハレノワ大劇場にて「報恩のつどい」が開催されます。
日蓮宗岡山県宗務所主催の法要・講演イベントです。
コロナ禍の出口が見え始めた昨年2月から、「報恩のつどい」プロジェクトは胎動を始めました。
岡山市民会館に代わる新しいホールとして、岡山芸術創造劇場ハレノワが岡山市北区表町に建設され、令和5年9月にオープンすることが公表されていました。
コロナ禍の3年間、日蓮宗として大きな行事を実施することはできませんでした。
でもどうやら、コロナもようやく収まり、来年春には通常の活動ができそうだという見通しも立ちました。
ちょうど日蓮宗岡山県宗務所では、所長が大野玄秀上人から平野信行上人へとバトンタッチされたタイミングでした。
コロナで停滞した宗教活動・布教活動を活性化するために一つ大きなイベントをしようという気運が盛り上がり、音楽法要と修法と講演をあわせたイベントとして「報恩のつどい」が企画されました。
令和13(2031)年に迎える「日蓮大聖人750遠忌」に向けての出発点となる法要として位置づけられたイベントです。
それからプロジェクトチームを立ち上げ、私も布教師会長として加わり、何度も会議を開き、岡山芸術創造劇場ハレノワとの折衝を繰り返し、やっとこのイベントは具体的な形となりました。
布教師会でも山口顯辰僧正に高座説教をご依頼し、パンフレット・記念のクリアーファイルの作成などのお手伝いをしました。
平野信行宗務所長を中心として、汗を流してきた守本伝道担当事務長や多くのスタッフの協力により、以下のとおり「報恩のつどい」が開催される運びとなりました。
期日 令和6年2月29日(木)
場所 岡山芸術創造劇場ハレノワ大劇場
予定 12:00 開場
13:00 開会
開会宣言
【第1部】音楽法要・修法
13:50 来賓挨拶
14:00 休憩(20分)
14:20 【第2部】講演「日蓮大聖人御一代記」
山口顯辰僧正
15:20 主催者挨拶
15:30 閉会
音楽法要は、日蓮宗岡山県声明師会が中心となり、岡山県寺庭婦人会コーラスや岡山県和讃会も出演します。
修法は、日蓮宗岡山県修法師会の皆さま20数名により行われます。
来賓としてお招きした日蓮宗全国檀信徒協議会会長 池上幸保様にご挨拶をいただきます。
「日蓮大聖人御一代記」は秋田県本住寺御住職であり、現在大本山池上本門寺にて学監のお仕事もなさっている常任布教師 山口顯辰僧正に語っていただきます。日蓮大聖人の波瀾万丈のご生涯を練達の繰り弁にて生で聴く機会はなかなかありません。
岡山県内寺院に参加を呼びかけたところ、900名以上の檀信徒が集まり、日蓮宗僧侶を含めて1000名を超える規模となりました。
期日は明後日と迫ってきましたが、まだいろいろと準備を進めています。
強力な雨男がスタッフにいる関係でしょうか、当日の空模様が心配ですが、素晴らしい大会となりますように祈っています。
追記
ハレノワへは公共交通機関の利用が便利です。
岡山駅からは路面電車の東山線なら「西大寺町・ハレノワまえ駅」下車。
清輝橋線なら「大雲寺前駅」または「新西大寺町駅」(雨の日はアーケードが使えるのでこちらがお勧めです)下車。
バス利用であれば、天満屋バスステーションから歩いて10分程度です。
お車を利用の場合、近隣に小規模なコインパーキングはありますが、確実に駐車できるのは天満屋の駐車場またはその周辺の大規模パーキングだと思います。