本堂より少し先の境内の角にある、大きくてとても背の高い杉の木。
何百年という長い年月が経ち、法傳寺においてご神木のような存在となっていた杉の木も、年々強い風が吹けば大きく揺れるのが目に見えて分かるほどになり、倒木が心配されておりました。
そこで協議を重ねた結果、4月7日と8日の二日間をかけて、大杉の伐採をすることに致しました。
伐採前の供養・安全祈願の様子。あいにくの雨のため、本堂にて行われました。
伐採当日。大きな重機が次々とやってきます。
わかりにくいのですが頂上付近には人の姿が。こんなに背の高い木でも人の手で切っていくんですね~。
少しずつ短くなっていきます。
二日間かけて伐採終了です。何事もなく無事に終わって良かったです。
作業をして下さった方々、本当にありがとうございました!
切ってみてはじめて分かったことですが、長年の腐食により根元に向かってこんなに大きな空洞が出来ていました。いつ倒れてもおかしくなかったと教えて下さいました。(わかりにくいかもしれませんが、人がすっぽりはまってしまうほどの大きさです。)
大杉の姿はなくなってしまいましたが、形を変えてまたこの法傳寺を見守っていってくれることと思います。