第45回護法大会開催&写真コンテスト

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豊能宗務所主催、檀信徒協議会後援による第45回護法大会が、11月10日、檀信徒450人が参加し、能勢町浄るりシアターで開催されました。
午後12時半、緞帳が上がると森所長を導師に管内寺院総出仕のもと開会式が行われ、続いて日蓮宗常任布教師で、日蓮宗布教院主任講師の福井清周師(石川県立像寺住職)による法話「仏性開発」を聴聞。立像寺は山号を妙布山、寺号を立像寺(りゅうぞうじ)といいます。金沢市内の寺町に建つ立像寺は、旧蹟『充洽園』(じゅうごうえん)とも呼ばれていて、第22世優陀那院日輝(うだないんにちき)和上(1800~59)が設立した宗門子弟のための学舎の名が由来しています。日輝和上は、近世日蓮宗学の大成者と称揚される学匠であると共に、明治初期の日蓮宗を担った指導者たちを育成した宗門教育者です。宗門の法式声明を語る上でも、欠かせない先達ですので、本年度の声明師養成講習所(仙台孝勝寺)を受講した私にとって感慨深いものがありました。

清興の部では、テレビなどでお馴染みの大村崑さんが「人生たのしく!10歳若くなるお話!」をテーマに、83歳とは思えぬ身のこなしと軽妙なトークを繰り広げ、会場は笑いと拍手であふれました。
また、今年度、教化センター(宗務所内)のもう一つの新しい試みとして、写真コンテストを開催しました。『思わず手を合わせたくなる写真』『美しい合掌』をテーマに、24点の創意工夫あふれる写真がセンターへ届けられました。応募作品は、本年度の護法大会当日にエントランスで掲示され、大会参加者の投票で最も印象に残った作品を選んで頂きました。どの作品にも個性があって、思わず微笑んでしまうもの、深いメッセージを感じるものなど、皆さん甲乙付けがたい様子でじっと見入っていらっしゃいました。そして、大会の最後には今年度優秀賞を獲得した作品が発表され、所長より表彰状と記念品が贈呈されました。
…お恥ずかしながら、私の家内の作品をアイディア部門優秀賞に選んで頂き、まさかまさかのお立ち台…家内の代理として運営スタッフの私が、急遽壇上で賞状を受け取りました(汗)
 
タイトルは、宗祖の御妙判から。
『当に知るべし釈迦仏 多宝仏…影の身にそうが如くまもり給うらん』

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