3月28日、護国寺に於いて
宗祖御降誕八百年
声明雅楽慶讃法要
を執り行いました
朝から雨が降る天気でしたが、
用意した粗供養が足りないほど
檀信徒のご参拝がありました
式次第は、声明・伽陀・雅楽が
盛りだくさんの音楽法要
宗門法要とほぼ同じ内容でした( ̄□ ̄;)!!
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お釈迦さまはインドの霊鷲山で
8年間にわたり法華経を説かれました
この法華経には
ふたつの意味合いがあります
ひとつは、インドに降誕されたお釈迦さまが、
当時の人々を救済されたこと
そしてもうひとつが、
仏さまが亡くなられたあとの
救済という意味があります
滅後の救済のためには、
弟子を育てて付嘱をし、
その弟子が仏の使いとして
救済をしていく事が必要となります
では、一体何を付嘱されたのか
それは南無妙法蓮華経の
お題目
法華経の中では、
たくさんの菩薩が私こそが、
その任に当たらせて下さい
と名乗りをあげます
しかしお釈迦さまは、
「止みね善男子」と言われ、
地より涌きだした上行菩薩をはじめとする、
地涌の菩薩に、
滅後の救済を付嘱されます
この事は末法に、ある方が出現された事から、
お釈迦さまの言葉は金言として
嘘偽りのないものとして
実証されていくことになります
その方こそが、
上行菩薩のご再誕といわれる
日蓮大聖人です
大聖人は、お釈迦さまが末法に遣わした
仏使としての自覚を深め、
そのご生涯を、
お題目の流布に全てを注がれます
お釈迦様は、法華経の中で、
我滅度後 後五百歳中 広宣流布 於閻浮提 無令断絶
~我が滅度の後、後の五百歳の中に、閻浮提に広宣流布して、断絶せしむること無けん~
私(お釈迦様)が亡くなって、
末法の世の中になっても、
この法華経・お題目を広く世の中に弘めて、
断絶させることはしてはいけません
と何度も仏弟子らに遺言されます
このお釈迦さまの教えが
隠れてしまうと言われる、
末法の世に遺言通り、
法華経・お題目の教えを
廣宣流布なされたのが、
日蓮大聖人です
奇しくも本日3月28日は、
旧暦の2月16日でした
w( ̄△ ̄;)wおおっ!
まさに日蓮大聖人がお生まれになられた日
檀信徒の皆様と共に御降誕八百年をお祝いし
慶びを分かち合える法要とできましたことは
何よりの悦びでございます
お足元の悪い中、
かくもたくさんご参拝を賜りまして、
誠にありがとうございました
この一ヶ月間、ずっと頭にありましたので
これで少し、ホッコリとできます
宗祖日蓮大聖人 大慈大悲御報恩謝徳
南無妙法蓮華経(。-人-。)