今日は台風11号が直撃
関西地方も大雨と大風となっています
お盆の棚経がはじまっているお寺さんも多いですので、
とても心配です・・・。
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さて、その棚経でお読みするのは、法華経とお題目ですが、
今の時代との関係をお話しさせて頂きます(。-人-。)
それは、「末法」について・・・。
皆様は、この言葉を聞かれたことがありますか
末法(まっぽう)とは・・・・
お釈迦さまがインドでお亡くなりになられてから、
時代が下るにつれてその教えの影響力が次第に衰え、
時代社会の混乱と退廃が起り、ついに完全な破滅が到来する、
と考える仏教の終末的歴史観です
お釈迦さまが亡くなられてからの千年間は正法(しょうぼう)といい、
仏の教えが正しく実行される時代です
その後の千年間は像法(ぞうぼう)といい、仏の教えは残りますが、
正しく実行する者がいない時代と言われています
そして最後に末法(まっぽう)と呼ばれる時代が来ます
この時代は、正しい教えもなくなり人心も乱れると言われてます
しかしお釈迦さまはその事を見越して、
来たるべき末法に対し救済方法を残されますw( ̄△ ̄;)wおおっ!
それがお題目の南無妙法蓮華経です
法華経の『如来寿量品第十六』に
是の好き良薬を 今留めて此に在く
とあり、良薬とは「南無妙法蓮華経」のお題目のことで、
末法の時代においてもお題目の功徳によって、
皆が仏道を成就できると説かれています
この事から日蓮大聖人は、末法では法華経・お題目でないと
私たちは救済されないと説かれたのです(゚ー゚)(。_。)ウンウン
今、世の中を見ますと、天災や人災が続き、人の心も乱れています
お釈迦さまの残された教えを、正しく修行する人もいなければ、
仏教そのものを興味もなく、知らない人ばかりでもあります
まさに末法の様相ですね・・・。
お釈迦さまの予言されたとおりになっています。
だからこそ、お釈迦さまが示された教えを信じるしか道はありません。
それを「南無」と言います。南無とは信じる、帰依するという意味
何を信じるのか
末法に生きる私たちの為に残された救済方法
法華経、すなわち妙法蓮華経を信じるということ
南無(しんじる) + 妙法蓮華経
南無妙法蓮華経です
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日蓮宗 了光山護国寺 ~山科檀林旧跡~