4月24日、本光院で
信行会を開催しました
今月のテーマは・・・
法華経のお話
諸経の王と称される法華経について
色々と学んで参りました
その中からひとつ・・・
法華経は、
六訳三存といい、
今まで6回訳され、
現在、3つ残っております。
①カーラシロイ訳 255年 「法華三昧経」六巻
②ダルマラクサ訳 265年 「薩芸芬陀梨経」六巻
③竺法護訳 286年 「正法華経」十巻
④支道林訳 335年 「方等法華経」五巻
⑤鳩摩羅什訳 406年 「妙法蓮華経」七巻
⑥闍那崛多・達摩笈多の共訳 601年 「添品妙法蓮華経」
上記の③・⑤・⑥が現存しており、
一番有名なのは、⑤の鳩摩羅什が訳した、
妙法蓮華経です
あれ
妙法蓮華経は八巻じゃなかった
と思われた方もおられると思います。
これは後に『提婆達多品第十二』と、
『観世音菩薩普門品第二十五』
の偈文が追加されて、
現在の八巻構成になっております
ではなぜ三存のうち、
鳩摩羅什の『妙法蓮華経』が広まったのか
それは・・・
とても分かりやすかったからだそうです
③の『正法華経』は、読み下しが難しい漢文で
しかも長い・・・ヽ(ヽ>ω<)ヒイィィィ!!
⑥の『添品妙法蓮華経』は、
鳩摩羅什のないところを
補っているお経だったので、
⑤の『妙法蓮華経』が一番有名になり
世の中に広まったわけですw( ̄△ ̄;)wおおっ!
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その後、実際に法華経の教えを実例にあわして
法話させて頂きました(。-人-。)
コロナ感染はなかなか落ち着いてきませんが、
上手につきあい、共生していくしかありませんね
昨日は椅子を追加するほどのご参加がありました
今月も、信行会にご参加くださいました皆様に
厚くお礼申し上げます
来月は5月22日(日)14時に
信行会を開催いたします
どなたでも参加できますので、
是非お足をお運びくださいませ
心よりお待ち申し上げます。
以上、4月信行会でした