京都日蓮宗「八本山会」

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昨日6月25日、本山 妙傳寺で八山会(はっさんかい)がありました!

八山会とは、京都日蓮宗の八つの本山の会合です
ちなみに京都には、このせまい地域の中に、

大本山 本圀寺・大本山 妙顕寺・本山本満寺・本山立本寺
本山 妙傳寺・本山 頂妙寺・本山 本法寺・本山妙覚寺

といった八つの本山がありますw( ̄△ ̄;)wおおっ!

京都はご存じの通り、長い間政治の中心であり、都として栄えた地でした。

その都に、門流各派が競って布教を展開し、往事には21ヶ寺の本山を擁するに至ります\(^▽^)/

その後、幾たびの法難を受け、現在、日蓮宗、法華宗各派合わせて、

十六本山が京都に残り、それぞれ大伽藍を擁し、今でも威容を誇っているのです!

その歴史を見て見ると、各本山はけっして一同団結して布教を展開していたわけではなく、

互いに檀信徒の奪い合いや、教義の批判をしあうなど、争いが絶えませんでした( ̄へ ̄|||) ウーム

これでは祖師である日蓮大聖人の祖願に違背すると互いに反省し、

そこで、寛正7年(1466)2月に、門流の和合を目指し「寛正の盟約」が結ばれます。

また、永禄7年(1564)8月には「永禄の規約」が締結し、

一致派と勝劣派との和睦がはかられました!

以来、各本山の貫首猊下が月一回、お集まりになられ、

本山の状況や行事の報告、今後の予定を話し合われます。

ご、五百年以上の歴史があるのですね(゚口゚;)・・・・

ちなみに、日蓮宗八本山と、法華宗各派の本山も、

年二回、一同に会し「主伴会」(しゅばんかい)というものが開催され、

門流の親睦が深められています(。-人-。)

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