昨日9月30日、本山 妙傳寺 で京都一部修法師会の主催で
国祷会がありました(。-人-。)
国祷会(こくとうえ)とは、国を祈る法要という意味になります
お釈迦様がそのご生涯で、一番説きたかったのは「法華経」であり、
ゆえに、出世の本懐のお経とも言います。
(法華経を説く為に、この世にお出ましになった)
その法華経の中で、お釈迦様が
我此土安穏 天人常充満
『如来寿量品第十六』
とお説きになられますw( ̄△ ̄;)wおおっ!
つまりは、国土世間そのものを成仏させることこそが、お釈迦様の本願でもあります
私たちが穏やかに住む条件は、天災や、人災がないことが最重要。
そのような世界にしてこそ、個人の幸福はあり得ます。
これこそが、お釈迦様が説かれた如来寿量品第十六の経文、
「我此土安穏 天人常充満」そのものであります!
この国土が安穏だからこそ、天人や人間が栄え、充満するということ。
だとすれば、個人一人一人を教化して国をよくしていくよりも、
もっと先んじて、していかなければならないことは、
国土の成仏を優先していかなければなりません
つまり法華経という正法をたてて、国を安んじていくことで、
国土は安穏にして、天下は泰平となり、
天災や人災、戦争がおこらない世界となっていくのですね(゚ー゚)(。_。)ウンウン
だからこそ、日蓮大聖人は、
先ず国家を祈りて、すべからく仏法を立つべし
『立正安国論』
と、お述べになられ、
国土世間というのは、正しい法によって栄え、その法は人によって貴ばれる
その国が滅んで、人がいなくなってしまえば、
一体誰が全ての人を救ってくれる法を崇め、信じるのか
だからこそ、一身の安らかであることを願うならば、
まず何をおいても世の中が穏やかになることを祈らなければならない
とお教えなのでしょう(゚ー゚)(。_。)ウンウン
これこそが、国祷会の法要を執り行う大事な意味なのですね
今一度、国を祈るという大事さが、
改めて、心に染み渡った一日でした(。-人-。)