本日4月19日、本山 妙傳寺 で
七面大明神例祭がありました
妙傳寺のある東山周辺は、桜がきれいなところで、
毎年多くの人が桜を愛でにお越しになられます
でも皆様もご存知のように、花の命は短い・・・
時々刻々と時は過ぎ、形ある物は移ろいゆくのが、
この世の習わしですね(。-人-。)
いつも、月参りにいく護国寺の檀家さんの中に、
90歳を過ぎたお婆さんがおられます。
以前、90年の人生はどうでしたかと聞くと、
「お上人、あっという間の人生でした
だから、したいことや、しなければならないことは、今しなければなりませんよ」
と、お話いただいたことがあります
いつでもできるということは、この世には何ひとつないのですね
だからこそ、仏さまは、
諸行無常 是諸滅法
時間はとどまることなく流れ、形ある物は必ず滅する
とお教えになられたのでしょう(。-人-。)
今を大事にしなければ、時間が刻々と流れ、
気付いた時には、なにもできなくなってしまいます・・・
この世で、何をしなければならないのか
どのような人生をすごさなければならないのか
それを教えて下さるのが仏さまです
今の東北地方に一大勢力を築き上げた奥州藤原氏は、
仏さまの教えである一切経を十万五千両という大金を使って、
当時の宋という国に求めたと伝わっていますw( ̄△ ̄;)wおおっ!
今の値段にすると、20億円以上だそうです
藤原氏は栄華というものは一瞬で、
それよりも、永遠の真理・永遠の救いが何より大事だと気付いていたのかも知れませんね・・・。
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本日も、わざわざお寺まで、お足を運んで頂き、
手を合わせ、一生懸命お祈りになられた檀信徒の皆様。
今、この時間を一生懸命、生きてらっしゃることが、そのお姿からうかがい知れます
仏さまの教えが、やがて自身にとって、永遠の救いになりますよう、
そして私たち共に、仏道を成ぜんことを心からお祈り申し上げます(。-人-。)
本日は、ご苦労様でした