僧風林

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 連日、熱中症警戒アラートが出される猛暑が続きます。8月2日から4日まで2泊3日の日程で、日蓮宗北陸教区の「僧風林(そうふうりん)」が、羽咋市本山妙成寺等を会場に開催されました。

 「僧風林」とは、小学校3年生から中学生までのお寺の子供や、将来僧侶を目指す子供たちを対象に開催される仏道修行です。暑い中でも参加の子供たちは、白衣を着て3日間過ごします。(写真) 今回、福井県から2名と、地元の能登から私の長女と長男が参加しました。

 3日間で、朝夕のお勤め・清掃・仏前礼儀作法・読経練習・釈尊伝・日蓮聖人伝などたくさんの事を学びます。私は講師も務め日蓮聖人伝を担当しました。

 最後の閉林式で、子供たちは式衆として自ら法要を行います。息子は木鉦(もくしょう)、娘は金鋺(かなまり)という仏具を担当していました。法要後に宗務所長の大句哲正上人より、3日間僧風林の課程を修了した4名の子供たち一人ひとりに修了証が手渡されました。

 正直親として3日間務まるか心配でしたが、ご指導して頂いた皆様のお陰で何とか務めることができました。子供たちも暑いなか本当によく頑張りました。これから仏の子としての自覚を持ち成長して行ってほしいと思います。

 ご指導・お世話をして頂いた各お上人様や寺庭婦人の皆様には、心より御礼を申し上げます。合掌

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