7月25日、羽咋市本山妙成寺第69世貫首 駒野日高猊下の本葬儀式が、東京都世田谷区常在寺にて執り行われ、始発の北陸新幹線に乗車し、日帰りにて参列して参りました。
平成27年に本山妙成寺に晋山されてより、国宝化のため大規模な文化財調査や、三光堂・書院のこけら葺き屋根の吹き替え、境内の整備などに護持丹精なされました。
また、日蓮宗の宗会議員を務め、宗門行政の発展にも尽力されましたので、本葬儀には日蓮宗の田中宗務総長はじめ宗門要職の各聖が多数ご参列されていました。
昭和40年代、私の師父が身延山で藤井日静法主の随身長の時に、駒野猊下は在院生として身延山でお給仕されていました。貫首になられた駒野猊下が玉寿寺に来られた時は、必ず私の母と身延山での思い出話しに花が咲き、お付きの方が時間を気にされるほど、たくさんの身延山での懐かしい思い出を、にこやかな笑顔で語られていました。
謹んで、自在院日高上人の増円妙道をお祈り申し上げます。合掌