滝谷善住寺・摩耶夫人祭礼

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 「加能ガニ」の漁が解禁され、重量が1.5キロ以上の最高品「輝かがやき」に認定されたカニに、初競りで100万円の値が付いたそうです。さすが冬の味覚の王者ですね。

 さて本日、滝谷町善住寺(住職・山川知則上人)にて、「摩耶夫人祭礼」並びに「日蓮聖人降誕800年慶讃法要」が執り行われました。コロナ禍により出仕の僧侶を例年より少なくしての法要でしたが、同じ塔頭寺院としてご依頼があり出仕してきました。

 摩耶夫人(まやぶにん)とは、お釈迦様のご生母のことです。安産や子育ての守護神として信仰されています。能登の日蓮宗寺院では、鬼子母神像をお祀りしている所は多いですが、摩耶夫人像を安置しているお寺は、善住寺さん以外は、ほとんどないと思います。

 金沢市卯辰山の日蓮宗善妙寺や白山市日蓮宗行善寺には、文豪・泉鏡花ゆかりのお像が安置されています。泉鏡花は、9歳で亡くなった母の面影を善妙寺や行善寺の摩耶夫人像に重ね、生涯にわたり深く信仰しました。

 本日法要は「日蓮聖人降誕800年慶讃」も併せ執り行われましたので、沢山の方がお参りされていました。ご参拝の皆様ご苦労様でございました。合掌

 
 

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