平成30年の新春を迎えました。本年も宜しくお願い申し上げます。
元日11時より、玉寿寺にて新年祝祷会の法要を営みました。
参詣の檀信徒の皆さんは、まず位牌堂に奉る各家の位牌に、紅白の鏡餅・ころ柿(干柿)・みかんを供えられます。
鏡餅は全国的には白いお餅を二段に重ねたものですが、石川県では、紅白の鏡餅が一般的です。私も能登に来た頃は、紅白の餅をみて不思議に思いましたが、今ではこの紅白の餅でないと、鏡餅をお供えた気持ちになりません。「郷に入れば郷に従え」であります。ちなみに家内は、紅白の鏡餅が全国的なものだと思っていました。テレビ番組の「秘密のケンミンショー」のようでした。
年頭には、必ず菩提寺に奉るご先祖様に鏡餅をお供えする信仰心の深さを実感します。
また、本山妙成寺では、三が日初参りで賑わいました。私も寒水に身を清めご祈願をさせて頂きました。
本年が皆さまに取りまして、明るい良き年であることを心よりご祈念申し上げます。 合掌