当山では合同の水子供養会を毎月行っております。また、希望の方には随時、個別供養も受け付けております。
〔水子供養とは〕
この世で親に会うことも、抱きしめられることもなく、命を終えてしまった水子霊。
一度お腹に宿った生命が、様々な事情で死産、流産、中絶(堕胎)となってしまう事がありますが、誰も望んでそのようなことにはなりません。
やむを得ず、水子となってしまった我が子に対して、お詫びと心を込めたご供養が出来たら。声なき声に耳を傾け、暗闇と不安の水子霊に、法華経の光明によって、安心と愛情というご供養を。
お寺の本堂で手を合わせ、お経を読み、お菓子やおもちゃを供えてご供養する事は、亡くなった子にしてあげられる親の愛の表現ではないでしょうか。心は必ず通じるものです。
〔水子供養で思うこと〕
現代を観ますと、自由という言葉の自分勝手や、はき違えた男女平等と体の違いの無視に、行き過ぎたジェンダーフリーなどの思想。不規則な食生活に添加物、ファーストフードに冷凍食品。さらに両親共に仕事で忙しいご家庭。
ただ言えることは、女の子は将来好きな人との間に、丈夫な子を授かる大切な「からだ」を自覚して、自分の身体を大事にして欲しい。辛い思いをするのは女性です。
男の子は女性を大切にする人に成長して、強い気持ちで妻も子供も守って欲しい。
現代の環境は、子供を産み育てる親にとっても、成長していく子供たちにとりましても、きびしく思えてなりません。
青少年の健全な成長や、親としての心構えについて、私たちは何ができるかを考えていきたいです。