こころのお悩み相談

 人生には病気や仕事にお金、恋愛や親子家族の関係など大なり小なり心の中に悩みがあります。判断ができず一人でお悩みの方、苦しまれている方、思いのままに話してみませんか。(事前にお電話を)
 

 性格(生真面目すぎてしまう、誤解されやすい、自己主張ができないなど)、人間関係(会社、家族、友人)、いじめ、恋愛・結婚、育児、健康、借金など、人生には多くの悩みがあり、人によってその辛さも様々です。誰かに話すだけで心が晴れることもあります。「こんなささいなこと・・・」と遠慮なさらず、お気軽にご相談ください。
 

 近年、うつ病(不眠症、無気力、食欲減退、自責感など)の方が増えており、社会問題にもなっています。まずは、専門のお医者さまにご相談されることをお勧めしますが、歴史的に遠い昔からお寺では精神的な病気の治療(祈祷や唱題)もおこなわれてきました。当山においても行なっております。
 

仏教とは、仏様の教え、仏に成る為の教えで、成仏という苦しみや迷いのない悟りの境地を目標とし、精神的な豊かさを得ることが本当の幸せと教えています。 

精神的な豊かさと言っても、私たちの現実の生活は、幸せ、不幸せと、その人の現状の捉え方、心の持ち方によって様々ですが、そういう現実の生活の中で人間関係や身体的問題、経済的問題などの悩み、苦しみを抱えている人が少なからずおられます。

それらの問題、悩みを解決していくためには、自身の生き方、考え方を変えていくことが大切です。
そのために懺悔(さんげ)があるのです。
懺悔とは、仏教では、同じことを繰り返さない誓い、つまり、生まれ変わることなのです。
自身で変わることは難しくても、お寺での修行には自身を生まれ変わらせる力があります。

 
   仏様は、過去の行いという原因が、現在という結果になっていることを、業と教えています。
私たちは、この世に生まれてから、また生まれる以前の過去世においても、大なり小なり悪いことをしています。
人とは、知らず知らずに同じことを繰り返し、また同じ悩み、苦しみの中で迷うもの。

そうならないためには、悪い行いと善い行いを知り、悪い行いの結果としての芽(悩み、苦しみ)を刈り取り、善い行いの種を植えて、果報という花を咲かせるため、目の前のことから解決に向け一歩ずつ共に進んでいきましょう。
必ず、物事が好転し、道が開いていきます。  

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